— Life Story
正解を探して漂流した、
兼若の冒険録
世界を一周して、MBAを取って、それでも「正解」が見つからなかった。その挫折と迷走の末に、やっと「地図」の描き方を発見した——それが今のすべての出発点だ。
大学院時代
「なんか違う」という違和感を、抱えたまま休学
理系の大学院に在籍していた頃、ずっと抱いていた「なんか違うな」という感覚をとうとうごまかせなくなった。そこでとった行動——バックパックを背負って世界一周の旅に出ること。「広い世界を見れば、やりたいことが見つかるはずだ」そんな青い期待を胸に。
世界一周中
旅の途中で500枚の自己分析、答えはゼロだった
世界一周の旅の途中、「このまま旅を続けても答えは出ない」と焦り始め、100枚の自己分析シートを5周——計500枚書いた。世界を巡りながら500枚書いても、心はピクリとも動かなかった。今ならわかる。「人からすごいと思われる正解」を探していたのであって、本音(宝石)を探していなかったのだ。
コンサル · MBA取得
「できること」を増やせば解決する——という誤解
経営コンサルティング会社に入り、さらに箔をつけようとMBA(経営学修士)まで取得した。しかし転職先で入社わずか4ヶ月でクビを言い渡された。「君、うちには合わないよ」と。スキルという鎧で武装すればやりたいことが見つかると信じていたが、そうではなかった。
転換点
どん底で鎧を脱いだとき、宝石が見えた
強制的にレールから弾き出されたとき、初めて「思考でコントロールするのをやめよう」と思えた。「役に立つかどうか」を考えるのをやめ、「なんとなく好き」「なぜか惹かれる」感覚だけに従い始めたとき——あれほど探しても見つからなかったやりたいことが、次々と湧き出てきた。
現在 · 2026年
メンタルコーチとして1500名以上を指導、書籍「やりたいことの地図」4月5日発売
道東の雪原、乗鞍の原生林、フィヨルド、フィンランドの森——大自然を旅しながら、本物の食を探求し、呼吸法・ピラティスで身体感覚を研ぎ澄ます。その生き様そのものが最大のコンテンツになった。メンタルコーチとして1500名以上のやりたいことを見つける手助けをしてきた経験のすべてが、この書籍に詰まっている。

